


社会全体で進める臨床開発
私たちは、医薬品・医療機器・再生医療及びデジタル医療の開発において、患者や市民の皆さんの声を積極的に取り入れ、「ひと知れず、ひとのため。」により良い医療を1日でも早く提供できるよう取り組んでいます。患者や市民の皆さんの参画によって、以下のような意義が生まれると考えています。
- 開発を進める企業にとって新たな視点の気づきを得ることができる
- 患者さんにとって負担の少ない臨床開発につなげることができる
- 社会の中で臨床試験が身近な存在となり、医療への関心を高めることができる
臨床開発における患者や市民の皆さんの参画に際して、企業と患者/市民を繋ぐことを含めた様々な活動を企業とともに検討し、支援いたします。
私たちは、Patient and Public Involvementを通じて、皆さまの声を大切にし、共により良い未来を築いていくために、この取り組みを続けてまいります。
※2019年11月、エイツーヘルスケアは3HメディソリューションとPatient Centricityに基づく医薬品開発支援における業務提携を開始しました。
CASE STUDY
学会/市民講座等でのPPI啓発活動
企業展示ブースなどを使い、患者さん向けのポスターやリーフレットの作成・ご紹介を行い、治験・臨床研究の啓発を進めています。また大学等の研究機関とネットワークを構築し、学会での共同発表やワークショップの開催を行っています。
市民参画への第一歩として、地域の中学生向けに医薬品開発に関する仕事を紹介する授業も開催しました。
中学生向け授業の参加者インタビュー
市民参画への第一歩として、地域の中学生向けに医薬品開発に関する仕事を紹介する授業も開催しました。
中学生向け授業の参加者インタビュー
患者団体とクライアントの
座談会開催
製薬企業をはじめとして、「研究開発に患者さんの声を反映したいものの、実際に疾患に悩む患者さんと直接かかわりを持つ機会がない」と悩むクライアントは多くいらっしゃいます。
エイツーヘルスケアはそのようなクライアントと患者団体を結び、研究開発者と患者さんが直接意見交換できる座談会を運営しています。
エイツーヘルスケアはそのようなクライアントと患者団体を結び、研究開発者と患者さんが直接意見交換できる座談会を運営しています。
臨床試験終了後の
患者さん・市民の皆さんへの対応
実際に臨床試験に参加された患者さんやそのご家族にも理解しやすい試験結果資料やThank you letterを作成・送付し、患者さんからポジティブなリアクションをいただいています。同時に参加の感想などアンケートを入手することも可能です。※個人情報取り扱いに同意された患者さんのみ
治験及び臨床研究の
準備段階における市民参画
患者さんにとってわかりやすい言葉の使用や治験及び臨床研究に対する理解を深めるために、ICF(同意説明文書)補助ツールなどを作成するほか、患者さんを始めとした識者・一般市民の方々にICFをレビューしていただき、多角的な視点からの意見を取り入れた文書作成に取り組んでいます。また試験開始時のKick Off Meetingへ治療経験のある患者さんの参画を提案するなど、多様な場面での市民参画を目指しています。
患者さん/クライアント向け
セミナーの開催
患者さん視点でのニーズや想いを共有できる参加型セミナーを開催しています。その場で患者さん向けに治験及び臨床研究の情報や解析結果を共有することも可能なため、情報提供の場としても活用されています。
・大阪オンコロジーセミナー「夜間学校」
・笠井信輔のこんなの聞いてもいいですか
また製薬企業を始めとしたクライアント向けに、PPIの基本的な考え方から実践方法までを紹介するセミナー・研修などの開催も可能です。
・大阪オンコロジーセミナー「夜間学校」
・笠井信輔のこんなの聞いてもいいですか
また製薬企業を始めとしたクライアント向けに、PPIの基本的な考え方から実践方法までを紹介するセミナー・研修などの開催も可能です。
患者さん満足度調査の導入
一部の試験では、開始時・実施中・終了時のタイミングでリアルタイムの患者さんの声を集積するアンケート(SPFQ:Study Participant Feedback Questionnaire)を実施しています。
患者さんとのエンゲージメントを高めるだけでなく、患者さんの声を活かしたより良い試験の実施に向けて、製薬企業をはじめとしたクライアントと医療機関の双方が今後の取り組みを検討する機会となっています。
患者さんとのエンゲージメントを高めるだけでなく、患者さんの声を活かしたより良い試験の実施に向けて、製薬企業をはじめとしたクライアントと医療機関の双方が今後の取り組みを検討する機会となっています。