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インタビュー

国内CRA(モニタリング)の仕事

国内CRA(モニタリング)の仕事

医薬品開発の質を高めるモニタリング

社会貢献度の高い医薬品開発を牽引

T.N(新卒採用入社)
臨床開発本部
モニタリングサブプロジェクトリーダー

高度な専門知識とコミュニケーションカで、施設やクライアントの信頼を獲得

主な業務は?

新卒で入社して以来、CRA(臨床開発モニター)を担当しています。CRAは、治験を実施する医療機関がGCP及び治験実施計画書に則り、適切に治験を実施しているかを患者様のカルテや治験文書等からモニタリングすることが主な業務となります。
国内CRA(モニタリング)の仕事

現在のポジションは?

現在はサブプロジェクトリーダーを務めております。 CRAを担当していた頃は、様々な疾患(腎疾患・呼吸器疾患・脳神経系疾患)の医薬品開発に携わっていました。専門的な知識レベルを高め、かつクライアントや医療機関のニーズを汲み取りコミュニケーションを図ることで、クライアントや医療機関スタッフから厚い信頼関係を築くことが出来ました。 このような経験を評価頂き、入社7年目からはサブプロジェクトリーダーを任されています

サブプロジェクトリーダーとして、意識していることはありますか?

CRAの性格や経験年数に応じたアドバイスをすることやCRAの目線に立つことを意識し、プロジェクトリーダーとCRAとのパイプ役として、CRAが業務相談や積極的に意見を出しやすい環境作りを心掛けています。 また、品質管理やデータマネジメント等の他部署と連携して業務を行っていく必要があるため、他部署の業務状況やスケジュールの把握等、プロジェクト全体が効率よく業務を行えるように努めています。

医療の現場から感謝の声をいただく、社会貢献度の高い仕事

これまでに担当したプロジェクトの中で、最も印象に残っているのは?

私が最も印象に残っているのは、CRAとして初めて配属されたプロジェクトです。 担当していた施設にて、当初は医師の専門的な知識やCRCの経験値の高さに付いていくことが出来ず、うまくコミュニケーションを取ることが出来ていませんでした。 そこで、疾患に関連した論文を徹底的に読み込み、専門的な知識を高めることは勿論、先輩CRA達の会話にも気を配りコミュニケーションやモニタリングのノウハウを学びました。医師やCRCの求めている情報やミスが起こりやすい事項を想定し、先手を打って対応することで信頼関係を築くことができ、プロジェクト終了時には医師、CRCから「Nさんに担当してもらえて良かった。次の試験も担当CRAはNさんにしてください」と有難いお言葉を頂きました。 CRAは患者さんに直接アプローチすることは出来ませんが、医師やCRCとのコミュニケーションの中でもCRAとして大きな達成感を得ることが出来る経験でした。
国内CRA(モニタリング)の仕事

医薬品開発を取り巻く環境の変化。今までの経験と新たな知識のハイブリッド

今後の展望を教えてください。

どのような状況下においても、医薬品は必要となってくると思いますので、世の中に求められる限り、医薬品の開発に携わっていきたいと考えています。 医薬品開発を取り巻く環境も常に変化しているため、今までの固定観念に捕らわれすぎず、その変化に柔軟に対応をしていくことが今後の医薬品開発で重要になってくると感じています。
国内CRA(モニタリング)の仕事

CRAの業務の1週間

CRAの業務の1日

  • カルテ閲覧

報告漏れの有害事象はないか、普段使っている薬に変更はないか等確認する。

  • CRF確認(SDV)

原資料とCRFの内容に齟齬がないか確認する。

  • 治験薬確認

被験者の服薬状況、残薬、保管状況について確認する。

  • フィードバック

修正が必要な箇所、医師見解が必要な箇所について協議する。